
せかけ(筆者)
- ラノベ作家なのにストーリーを考えるのが苦手な人
- Youtube漫画動画のシナリオライター
- 作家のモヤモヤを世界一やさしく解説するブログを作るのが目標
こんにちは、せかけです。突然ですが、小説の書き出しって意外と大事です。
というのも、「小説家になろう」や「カクヨム」といった媒体の場合、
無数に作品があって、そこから読者は探します。そんな中で、貴方の作品に辿り着いたのに、
書き出しが適当だと、せっかく書いた作品を最後まで読んでくれない可能性があります。
上手い書き出し方で読者を惹きつけるというのも
一つの作家の技術な訳です。では、どんな書き出し方があるのか見ていきましょう。
目次
書き出しには、「衝撃性」「謎」「面白い」の要素を加える
一番やりがちなのが、最初から説明を書きはじめてしまうことです。
これは、真剣に作品に向き合っている人ほどやりがちで
ちゃんと舞台設定や世界観を説明しよう!と言う気持ちが高いのだと思います。

つい、書いちゃうよね……
ただ、それは、読者が置いてけぼりになりやすいというリスクがあります。
それを回避するには、「衝撃性」「謎」「面白い」という飽きさせない要素を混ぜることが大切です。
書き出し例
書き出し方ですが、ルールは勿論ないので、自由で構いません。
貴方のセンスを炸裂させましょう。
ただ、それだとわからないという方もいると思うので、参考例を並べていきますね。
例えばですが、「謎」なら以下ような感じです。
- 二人で暗殺を企むような会話のシーン
- 主人公が何者かに襲撃される
- 日常から非日常へ
- 異様な匂いで目が覚める
「衝撃」「面白い」の参考例
「勝った。当たり前だ。」チームII (実業之日本社文庫)より引用
「春が二階から落ちてきた」伊坂幸太郎さんの『重力ピエロ』の冒頭の一文より引用
「さびしさは鳴る。」蹴りたい背中 (河出文庫) 乙ヶ淵哀話-御家人無頼 蹴飛ばし左門(7) (双葉文庫)より引用
書き出しの魅力、伝わりましたか?
名作は、書き出しだけで、面白そうと思わせる力がありますよね。
まとめ
- 書き出しには、「衝撃性」「謎」「面白い」の要素を加える
- 名作は、書き出しだけで、面白そうと思わせる力がある
- 適当な書き出しは読者を離脱させる恐れがある
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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