小説、シナリオにおける情景描写を自然に書くコツ(セリフ編)

せかけ(筆者)

  • ラノベ作家なのにストーリーを考えるのが苦手な人
  • Youtube漫画動画のシナリオライター
  • 作家のモヤモヤを世界一やさしく解説するブログを作るのが目標

今回のテーマは、自然な情景描写のセリフ編になります。

目次

まず、情景描写とは?

情景描写とは、キャラクターが今どのような場所にいるのか、シーンや風景の描写を行うものです。

情景描写には、役割があります。

風景や状況をわかりやすく伝える為

キャラクターが置かれている状況をうまく伝えることができれば、面白くできます。

特にファンタジー小説なんかは、臨場感を読者に与えることができる為、

より主人公のドキドキ感を読者も一緒に感じることができます。

話の繋ぎの部分

今日は特にこちらについて、詳しく解説します。

状況描写が、不自然だと無理やり話を繋げているように感じてしまったり、

感情移入できない理由になってしまいます。

そうならないためのコツを見ていきましょう。

自然な情景描写の書き方のコツ

シュチュエーションを以下に設定します。

シチュエーション=知っているヒロインをショッピングモールの中で見つけた時

さて、どれが自然でしょうか。

  • 「あのドーナッツ屋の前でちょろちょろしてるのは……〇〇? 何をしてるんだ?」
  • 「あれ!〇〇じゃん!もしかしてお前もここのドーナッツ買いに来たの?」
  • 「あれ、お前〇〇だよな?ドーナッツ屋の前で何やってんの?」
  • 「ドーナッツ屋にいくか……って〇〇? 何してんの?」

1番は説明口調すぎる感じがします。

4番は話の展開をするためにちょっと強引に繋げた感じがします。

この中で、一番自然なのは、2番です。

なぜ、2番が自然に感じるのか。これは、実際に自分がその状況に立たされた時を想像するとわかりやすいです。

ヒロイン(誰か)を見かけた時、人間の心情としては、やはり知っている人を見かけたという驚きがあるはずです。

なので、2番の、「あれ!〇〇じゃん!」という驚きはより自然です。

また、関係性やキャラクターの性格によっても変わってきます。今回は知っているヒロインという設定なので

〇〇だよな?なんて不確定な言い方もしないはずです。なので3番は今回の設定では、違和感があります。

いつもドーナッツを買いに来ていることをお互いに知っているような関係値なら

「またお前かよー」なんて会話が生まれているかもしれません。

実際に自分がその状況に立たされた時を想像してみる

主人公の気持ちを考える。小学生の頃に習ったはずだと思いますが、

改めて、書く側にまわると、簡単なように見えて、難しいですよね。

筆者(せかけ)

筆者もついついやりがちになるので気をつけます!

また、どうしても書けないという方は、一度、「味覚」「聴覚」「嗅覚」「視覚」「触覚」五感を意識すると

より自然な描写で書ける練習になると思います。

まとめ

今日は、自然な情景描写(セリフ編)でした。

以上、最後まで、読んでいただき

ありがとうございました。

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