自分の小説が面白くないと感じる理由2選

せかけ(筆者)

  • ラノベ作家なのにストーリーを考えるのが苦手な人
  • Youtube漫画動画のシナリオライター
  • 作家のモヤモヤを世界一やさしく解説するブログを作るのが目標
この記事は、以下の悩みを解決できます
  • なんとなく自分の小説が面白くないと感じる
  • 小説を書くうえで初心者が陥りがちなこと
  • 小説の書き方がよくわからない
目次

人物の表現方法が一つだけになっているから

例えばですが、山﨑という人物がいたとします。

文章例

「顔を上げて、山崎を見た。山﨑はこちらをみると、驚いた表情を浮かべた。

さらに、山崎は、俺をみると大きな声で叫んだ。俺も山崎の方を見て、言い返す。」

これは、極端ですが、同じ言葉を使いすぎていて、少しテンポが悪く感じませんか?

こうしたのが続くと、面白くないなと感じる原因に

なっていきます。

簡単な対処法としては、2つあります。

対処法①伝わる部分は省略する

文章例

顔を上げて、山崎の顔を見た。山﨑はこちらをみると、見ると、驚いたような表情を浮かべた。

さらに山崎は、俺をみるとすると突然、大きな声で叫んだ。俺も、山崎の方を見て、言い返す。」

対処法②別の表現に変える

「顔を上げて、山崎の顔を見た。山﨑は、怒った顔をして、一瞬、目玉が飛び出すくらい驚いた表情をした。

さらに、山崎はそして、俺を見るや否や大きな声で叫んだ。それを見て、俺も山崎の方を見て、強く言い返す。」

山﨑を使わない別の表現例

  • 表情、行動をセットにする
  • 当の本人は
  • 彼は
  • その部屋の主は

等。

表現方法に正解はないので、自分がしっくりくるのを選びましょう。

筆者(せかけ)

好きな小説や漫画から表現方法を学ぶのも良いよ!

主人公に葛藤が少ないから

頑固だった主人公が、何もなく、急に相手の意見を取り入れ始めたら

話の展開では必要かも知れませんが、違和感がありますよね。

これは、葛藤を入れると納得しやすいです。

葛藤は、全ての人間が持っていて、日々の些細なことでも発生します。

例えば、喉が渇いたおじさんが居て、ファミレスに入りました。

食事は届きましたが、水が来ません。

セルフサービスか?と思いましたが、違うようです。

水をもらおうと、ベルを鳴らしましたが、

気づいてもらえません。

今度は、必死に店員さんを声をかけようとしましたが、それでも気づいてもらえません。

冷めてしまうので、待っている間、仕方なく先に食事をとることにしました。

これもおじさんの中の立派な小さな葛藤です。

葛藤があるから喉が渇いているけど、食べるという行為の理由づけになってくれています。

こうした葛藤を引き出すためには、ストーリー上に

なんらかの障害を入れると引き出しやすいです。

ただ、必ず本人にとって障害になるものにしてください。

というのも、上記のおじさんの例で言えば、

ベルを押しても、水を持った店員さんが来ないのが障害になっていますが、

これは、おじさんが喉が渇いているから障害になるのであって、

喉が潤っている人からすれば、障害ではないからです。

そこに気をつけながら、話の納得性を高めていきましょう。

まとめ

今回は自身の小説が面白くないと感じる時に陥りやすい2点を解説しました。

以上、最後まで

読んでいただき、ありがとうございました。

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