
せかけ(筆者)
- ラノベ作家なのにストーリーを考えるのが苦手な人
- Youtube漫画動画のシナリオライター
- 作家のモヤモヤを世界一やさしく解説するブログを作るのが目標
今回のテーマは、「セリフのコツと使い方」です。
そもそもセリフとは?
あなたが小説を読んで心動かされた時はどんな時でしょう。
世界観や設定は勿論ですが、大半の方はやはりいつの間にかキャラクターやその感情に興味を持って
いることが多いのではないでしょうか。どこか、親近感を感じたり、ヒーローのように感じたり
させる力がある。それがセリフであり、読者が楽しめる要素なわけです。
その性質上、どうしても説明だけのセリフが続くと、単調になり、読者が読むのを楽しくないと感じていきます。
では、そうならないためのコツを見ていきましょう。
セリフに感情を入れると、相手との関係性や立場を表現できる
セリフのコツ。それは、感情を入れることです。
感情を入れるだけで、グッと単調さがなくなります。
実際に、例文を見てみましょう。まずは、感情を入れない方。
・二人の男女が待ち合わせているシーンの場合
「久しぶり」
「久しぶりだね」
「元気してた?」
「元気してたよ」
「そっちは元気?」
「元気だよ」
あまり人物像が浮かび上がってこない気がします。では、感情を入れた方。
「遅いわ」
「なんだよ、10分遅れただけだろ」
「もう、5年ぶりかしら」
「え、そうだったか?」
「……相変わらずね」
どうでしょう。感情を入れた方が、二人の過去の関係性、もっと言えば、
呆れている女性と、優柔不断でルーズな男性なのかな?と想像しやすいと思います。
勿論、作るキャラクターによって様々な言い方が
あると思いますが、このようにセリフに感情を入れるだけで、単調にならない+相手との関係性や立場まで
伝えることができます。
勿論、全てセリフでやるわけにはいかないので、後から詳細やシーンを入れてやる必要はあると思いますが、
セリフの力がわかっていただけたと思います。
まとめ
- セリフは読者を飽きさせない重要な要素
- セリフに感情を入れると、相手との関係性や立場を表現できる
セリフを上手に使って、貴方の小説をパワーアップさせていきましょう。
以上、最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
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